2024.04.30
介護職として現場に復帰することが決まったら、安心して働けるよう家庭環境を整えていきましょう。子どもの預け先を決めるのはもちろん、パートナーと家事の分担や収入の使い道について話し合っておくことも大切です。
子どものいる方は現場復帰前に子どもの預け先を決めておく必要があります。ただ、待機児童の多いエリアの場合、なかなか預け先が決まらないことも。保育園探しは、時間に余裕を持って始めるようにしましょう。保育園だけでなく、子どもが体調不良になったときの預け先も確保しておきたいところ。病後保育園が近くにある場合は、事前に登録しておくと安心です。
子どもを保育園に預けるにあたり、1日のシュミレーションをしっかりしておくことも大切。誰が朝の支度をするのか、誰が保育園への送り迎えをするのか、明日の準備は誰がするのかなど、できるだけ細かく決めておくと新生活が始まっても慌てずに済みます。仕事への復帰と同時にならし保育がスタートする場合は特に、いつ誰が休みをとるのかについても決めておくと安心です。
現場に復帰すると、これまでのように家事をこなすことが難しくなってきます。特に復帰して間もないうちは介護職のブランクを取り戻すのが精一杯で、家事がおろそかになってしまうことも。現場復帰はパートナーとの家事分担を考える良い機会です。2人で話し合い、お互いにとって無理のない範囲で協力し合える体制を整えておきましょう。
パートナーと協力し合っても家事が追いつかない場合は、「仕事の日は完璧に家事をこなさなくても良い」と自分に許可を出すのがおすすめ。そうすることで、気持ちにゆとりが生まれるはずです。
「子どもが熱を出した」と連絡があったもののすぐには帰れない、というとき、親(祖父母)にヘルプを頼める環境だととても助かります。介護職への復帰が決まったタイミングで、「なにかあったときは、協力してほしい」とお願いしておくと良いでしょう。お世話になったときは、感謝の気持ちを伝えることも大切です。
仕事に復帰すれば家庭全体の収入が増えます。その収入をどう使うのか、また、どう管理するのかは家庭によってさまざまです。復帰後の収入をどう扱うかについてパートナーと事前に相談しておくと、認識の不一致を防げます。
復帰直後は仕事もプライベートも忙しく、時間の確保が難しくなってきます。時間に余裕のあるうちに日用品の買い出しやおかずの作り置きをしておけば、復帰後の負担を減らせるかもしれません。特に、毎日お弁当を作る方は、お弁当のおかずをストックしておくと日々の負担を減らすことができるはずです。
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