ブランクからの復職準備「心構え」

2016.11.23

心の準備もしっかり整えよう

心の準備もしっかり整えよう

復職するときは知識を得たり生活リズムを整えたりするだけでなく、心構えをしておくことも大切です。仕事を覚えるとともに職場にも馴染むよう努力しましょう。


謙虚な気持ちを持つ

離職率が高いことから見てもわかるように、介護業界は人の入れ替わりが激しい職場です。仕事量の多さや給料の低さも原因の一つですが、それ以上に大きな割合を占めるのが職場環境です。職場自体の待遇の悪さもありますが、人間関係が原因となることも少なくありません。最近は男性の職員も増えてきましたが、女性社会といってもいいほどまだまだ女性が多いため人間関係のいざこざも起こりやすい職場です。いざこざを防ぐためにも、謙虚な気持ちで接するように心がけましょう。経験者とは言え、復職するときは新人同様の立場であるということを忘れてはいけません。もし年下の職員がいたとしても、先に働き始めている時点で先輩です。年齢に関係なく敬語で話すようにしましょう。
長く働き気持ちがあるなら職場環境は重要です。職場に馴染むためにも謙虚な気持ちで接し、周囲に溶け込む努力が必要です。もしその努力を怠ってしまうと、職場での孤立につながり仕事にも不都合が生じてしまうかもしれません。最悪の場合、いじめへとつながってしまう可能性もあります。そうなると、せっかく復職しても仕事のモチベーションが上がらないため仕事への興味も薄れ、退職を考えてしまうようになってしまうでしょう。仕事を覚えることも大切ですが、まずは人間関係を良好にする努力が必要です。

気合いを入れ過ぎない

復職したての頃はブランクの間に起ったさまざまな変化についていこうと気合いを入れて仕事をしてしまいがちです。しかし、気合いを入れ過ぎると空回りしてしまうので注意しましょう。仕事というものはある程度、勘が必要です。まずはブランクの間に鈍ってしまった勘を取り戻しましょう。施設によっては復職プログラムが設定されているところもあります。施設としては即戦力として期待してはいても、復職後すぐに戦力になるとは考えてはいません。まずは仕事に慣れ、勘を取り戻すことを優先しているためどちらかと言えば簡単な作業から始めることが多くなっています。以前に経験していることもあり、最初のうちはその簡単な作業が物足りなく感じてしまうかもしれません。中にはストレスに感じてしまう人もいるでしょう。しかし、ミスなく仕事を進めるためには仕事の流れをつかみ、この状態に慣れる必要があるのです。
復職したての頃は、今までとは違った環境に慣れるまで戸惑うことが多いものです。完全復帰に向けてまずは、環境に慣れることから始めましょう。

復職までの流れを紹介します

介護職にブランクがある人に向けて復職に役立つ情報を紹介するサイトです。介護職に復職するなら現状を把握し、事前準備をしなくてはいけません。準備が整ったらパート勤務も視野に入れながら転職を検討しましょう。なお、当サイトに関するご質問やご不明な点はこちらからお願いします。