ブランク明けの人におすすめの施設形態とは?

2024.11.06

ブランク明けでも働きやすい職場を知ろう

ブランク明けでも働きやすい職場を知ろう

施設形態によって、働き方や仕事内容は大きく異なります。ブランク明けの場合、できるだけ働きやすい施設を選んだ方が無理なく仕事に馴染めるでしょう。本記事では、ブランク明けでも働きやすい施設をいくつかご紹介します。


特別養護老人ホーム

ブランク期間が長く、スキルに自信がない人におすすめなのが、特別養護老人ホームです。特別養護老人ホームは人員配置が多い傾向にあるため、復帰後も手厚くサポートしてもらえる可能性が高いです。入居者の要介護度は高めですがその分ベテランスタッフの比率が高く、学ぶことも多いでしょう。
特に従来型のホームは入居者が多い分スタッフも数にも余裕があるため、大きな安心感があるでしょう。入居者とじっくり向き合いたい場合は、少人数制のユニット型ホームを選ぶとよさそうです。従来型と比べるとスタッフ数は少ないものの、アットホームな規模のため、比較的余裕を持って業務に取り組めるでしょう。

デイサービス

デイサービスもブランク明けの人におすすめの職場です。他の記事でも触れましたが、デイサービスはある程度自立している人が利用するケースが多く、介護負担が少ない傾向にあります。そのためブランク明けでもスムーズに仕事の勘を取り戻せるはずです。コミュニケーション重視の人は、レクリエーションが充実している施設を選ぶとよいでしょう。
また、日中のみ営業しているケースが多く、働き方は日勤帯がメインになるのもデイサービスの特徴です。夜勤がないため生活リズムが崩れるリスクが少なく、復帰後も無理のないペースで働けるでしょう。

有料老人ホーム

研修や福利厚生が充実しているところに転職したい場合、有料老人ホームがおすすめです。特に大手企業が運営しているホームは経営基盤が安定しているため、研修や福利厚生、人員配置が手厚い傾向にあります。ブランク明けの人も、腰を据えて働けそうです。
有料老人ホームは特養や老健と比べると入居者の要介護度は低めなので、そこまで高いスキルは求められないでしょう。
なお、有料老人ホームは、「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「健康型有料老人ホーム」の3種類に分類されています。健康型有料老人ホームは見守りメインで、介護サービスは行いません。そのため介護ケアをしっかり行いたい人の復帰先には向いていないでしょう。

訪問入浴

訪問入浴は、基本看護師1名・介護職員2名の3名体制で行います。看護師が同行するため、何かトラブルや不安なことがあったときもすぐに相談できます。ただし利用者を抱えるなど力仕事がメインになるため、体力面に不安がある方は要注意です。
訪問入浴は24時間対応型を除き、平日の日中に行うケースがほとんどです。基本的に決まった時間帯で働けるので、体調管理やプライベートタイムとの両立がしやすいでしょう。

復職までの流れを紹介します

介護職にブランクがある人に向けて復職に役立つ情報を紹介するサイトです。介護職に復職するなら現状を把握し、事前準備をしなくてはいけません。準備が整ったらパート勤務も視野に入れながら転職を検討しましょう。なお、当サイトに関するご質問やご不明な点はこちらからお願いします。