2016.12.19
ブランクが長いとどうしても不安や心配がつきまとい、復職に対して躊躇してしまいがちです。まずは不安や失敗が払拭できるよう正社員ではなくパート勤務として働き、仕事の流れや勘を取り戻すことから始めましょう。
経験があるからこそブランクがあると、仕事についていけるだろうか、腕は落ちていないだろうか、今まで積み上げてきたスキルがブランクでリセットされたのではないか、と心配や不安を抱えてしまいがちです。もし不安が大きいなら、研修が充実していたり、教育体制がしっかり整っているところを転職先に選ぶようにしましょう。研修を受けているうちに勘を取り戻すことができ、だいぶ不安も軽減されるはずです。しかし、研修が充実し丁寧に教えてくれるところはあまり多くはありません。中には経験者ということでしっかりと教えてくれることすらしてくれないところもあります。そうなるといつまでも不安を抱えたまま働くことになるためストレスも積み重なってしまい、せっかくの復職も上手くいかなくなってしまうかもしれません。
しっかりとした教育体制が整っている転職先が見つけられなかったら、正社員ではなくパート勤務も視野に入れて転職活動をしてみましょう。正社員に比べると給料などは低くなってしまいますが、責任も重くなく短い時間で働くことが可能なので仕事の流れをつかみ、勘を取り戻すには最適です。
現場における不安は実際に働いて解消するしかありません。しかし、最初から正社員として働いてしまうと慣れない現場にプレッシャーや焦りが生まれミスもしやすくなってしまいます。責任のある正社員という立場でミスを繰り返してしまうようなら、せっかく採用されても解雇されてしまう恐れが出てきてしまいます。その点、パート勤務ならばそれほど責任の重い仕事を任されることもないので、余計なプレッシャーもなく余裕を持って働くことができます。余裕があることでミスも減るため、周囲からの信頼も得ることができるだけでなく自信を持つこともできるでしょう。また、勤務時間や日数も正社員に比べて短いため体力的にも余裕があります。なにかと不安の多いブランク明けなら正社員としてではなく、パート勤務として働く方が精神的にも体力的にも余裕が出るので不安がある人に向いているでしょう。余計なストレスも減り、介護職への完全復帰も近くなるはずです。
介護施設は介護の程度に合わせてさまざまな施設に分かれています。ブランク明けの復職ならデイサービスがいいでしょう。比較的介護の程度が低い人が多いので、仕事の勘を取り戻すにも最適です。
介護職にブランクがある人に向けて復職に役立つ情報を紹介するサイトです。介護職に復職するなら現状を把握し、事前準備をしなくてはいけません。準備が整ったらパート勤務も視野に入れながら転職を検討しましょう。なお、当サイトに関するご質問やご不明な点はこちらからお願いします。